古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年03月21日 (木) | 編集 |


窓からの明かりが赤く染み渡る早朝。眠りが浅く、あまり良い目覚めではなかった。やはり満月の月が上っていた。


いつもより原始的な感覚を際立たせる満月。動物的な生への渇望が、不安や苦しみを増幅させる。ぬぐい去ることのできない「無明の闇」のように。


とりわけ、今は古の武術で原始にアクセスする蠕動運動のエネルギーを試しているから、「無明の闇」を深く大きく感じさせる。


その他、丹田から湧き出る呼吸力と気のような内部エネルギー、さらに強力な内部エネルギーの醸成など、ここ数週間で目まぐるしく術が変わり、この身体の変化と心が着いていけない。


筋肉的な疲れとはひと味もふた味も違う、妙な感覚は、不思議な世界に入りかけた証かも。


下の動画は、周囲の風に乗って動くだけで相手は巻き込まれ、崩れる不思議な術。




2019年03月20日 (水) | 編集 |


長く生きていれば、許せない相手は必ずいるでしょう。仕返ししたい衝動に駆られても、穏やかではないので、いつか見返すとか、そんな欲求に昇華せざるを得ない。


古では、敵討ちが公になっていたほどだから、仕返し文化と言えるかも。


一方で、愚将と言われる綱吉が発令した「生類哀れみの令」は、敵討ちの叶わない鳥獣類への慈しみだったと評価すれば、非常に道徳的な名君と誉てもよさそうに思う。


現代のように、仕返しも見返しも難しい時代では、動物のようにじっと耐える他ないのかも。古の侍の生き様が、少し羨ましく感じられる。


下の動画は、気のような内部エネルギーを使った浪の下で、相手は両手で抱えるように力一杯耐えているが、崩されてしまう。接触面の柔らかさとは裏腹の大きなエネルギーが内部を通ってくるためで、そのギャップにただ戸惑うだけ。


このように、最新の術理は、気のような内部エネルギー、さらに大きな内部エネルギー、丹田力、呼吸力、呼吸法などがかなり使えるレベルに達しつつある。見返していただけるかは微妙だが…。






2019年03月19日 (火) | 編集 |

地元名古屋は、道路幅が異常に広いところもあって、自動車の運行には便利。その分、ちょっとした買い物も車を使うなど、利用頻度が高いが、事故の発生も多いと思う。

教習所で教わる事の一つに、夕方の事故が多いから注意すべきと。多分、暗くなる寸前は、目視が不十分になるから。

で、古の武術も、この夕方辺りを狙う。時間帯の事ではなく、曇ったようなどんよりした空間、動と静の僅かな狭間で勝敗を競う。

具体的には。気配を消す、全方向へ動きを散らすなど。例えば、剣術では、カラダが動いてから太刀が振り下ろされていては遅すぎで、身体が動いた途端に太刀は既に振り下ろされていなければならない。

下の動画は、気のような内部エネルギーを使った払えない手。相手の袖を掴もうとした時、相手は遮ろうとするが、それを無視するかのように腕を伸ばす。その反動で相手は弾かれる。この場合、内部エネルギーを作る過程が、有と無の狭間にあたる。なお、内部エネルギーの根源は、「響き」ではなく、その前の「一つ也」を真似た中丹田を広げて作っている。



2019年03月18日 (月) | 編集 |
昨年リニューアルオープンした東京江戸博物館の広報用YouTubeが面白い。江戸と東京の文化のビフォーアフターが紹介されていて、例えば、参勤交代と通勤ラッシュ、カゴ屋とタクシー、握り寿司と回転寿司など。

ちょっと無理があるかなと思えなくもないが、「過去をのぞくと、未来が見えてくる」をキャッチフレーズに興味を惹かせる。

で、仮に古の武術が取り上げられていれば、ビフォーは古流そのもの、アフターは合気道や柔道、剣道などの武道となったかも。

でも、これには両者から異論が出そう。古の武術が現在にシンクロするものは、スポーツに活かす動きであると考えているから。

さらに、武士の思想が、混沌とした現代社会に生きる人々に、何かヒントを与えられれば、この上ない。

芸ごとは、その時代にマッチさせるような変革があってこそ、広く社会に受け入れられるものと考えている。

本会も、健康トレーニング、体幹トレーニング、タスキひも、ストレッチ、転倒防止運動などを開催しながら、時代の要請に古武術をシンクロさせている。

下の動画は、気のような内部エネルギーを使った崩し。やっと内部エネルギーの術理が見えてきた。コツは、指先は赤子のような柔らかい使い方をする。硬いと、せっかく作ったエネルギーが出てこない。




2019年03月17日 (日) | 編集 |
最近は、突然雨が降ったり、強風が吹き荒れるなど、天候が変わり易い。天気予報が頼りだが、外れる。

よく調べてみると、各社の予想が少しづつ違っていて、どれが一番当たるのかよく分からない。こんな時、直感力が冴えれば、データを解析しなくても自ずと結論が見えるはず。

で、古の武術の最新術理「呼吸力」や「(気のような)内部エネルギーの使い方」は、直感を頼りに作るが、単なる勘のような直感では上手くいかない。

つまり、脱力、脱力と唱えても、結局力に頼ってしまい、また内観をこう使ってと意識すればする程、本流から外れてしまう。意識の消えた感じるだけの世界にアクセスするには、より純粋な直感力を磨く必要がある。