古武術研究家 甲野さんの術を研究しています。稽古会開催中。
2018年09月21日 (金) | 編集 |

人に裏切られたと嘆くこともある。

でも、よくよく考えて見ると、買った商品が思うようなものでなかったり、少し誇張して広告するなど、軽い裏切りで成り立っているような今の社会。

まるで、動物の捕食行動のように、裏切ったり裏切られたりしながら、相手を引き寄せるから、それ程に不思議ではないでしょう。

で、古の武術では、相手に裏切ったように見せて、相手を引き寄せて崩す。

よく、武道の動画などで、何でさっと振り払わずに、相手に磁石のようにくっ付くのが不思議なものもあるが、こんな術理が働いている事もあるようだ。

なお、裏切った動きとは、例えば掴まれても力で返さないように動くこと。


2018年09月20日 (木) | 編集 |

毎日ダラダラと惰性で生活するよりは、何か目的を見つけて楽しみを見つける。そんな生き方に憧れるものの、やっぱり惰性で生きている。

全部とは言わないまでも、ある部分は惰性で生きなければ、社会から逸脱するように思う。

で、古の武術で、これこそは惰性で動かした方が良いと考えているものの一つに呼吸がある。

呼吸は、呼吸法などと呼ばれて、吸った状態で気配を消すとか、胸郭ボックスの微妙なズレを活かすとか、そんな使い方をしているが、基本的には、呼吸は乱れ無い方が良いと考えている。

だから、感情に流されることなく、何も考えず惰性で息をしているのかしていないのか、よくわからない方が気配が消えると考えている。



2018年09月19日 (水) | 編集 |

美術館などで、文化や芸術に触れて、豊かな時間を過ごす。

このような本物に触れる体験は贅沢なことだと思うが、ただ周りの自然を見るだけでも、心が癒される。

これは、どんなものを見ても、その本質を見る目が養われているからだと思う。

で、古の武術も、相手の本質を見抜く目が養われると、力が不思議な程よく通る。

これは、虚栄を張った姿を越えて、相手の心に触れるからだと考えている。


2018年09月18日 (火) | 編集 |

仕事でいつも着ているスーツ。いつも決まった出来合いの吊るし物で、色も紺かグレーでそう高く無いものを着る。

こんな没個性の出で立ちで仕事をすれば、創造的な仕事が出来る訳が無いと思うが、私のサラリーマン姿はこんな感じ。

一方、海外資本の企業の自由な服装の奨励や、高級スーツを着るのは、隷属的な根性から抜け出して、新しく創造的な仕事を促しているからでしょう。

で、武道やスポーツも、出来合いの練習で良いのか考えてしまう。

例えば、皆が一斉に同じ動きで体操では、どこか出来合いのものを易々と認めて隷属しているように見える。

新しい動きをたくましく創造していくところに、古の武術の面白さがある。


2018年09月17日 (月) | 編集 |

人はそれぞれに個性があるが、あまりにも偏った考え方は、時に他人だけでなく、自身にもストレスを与えるでしょう。

でも、実際にどれが自身を歪ませている思い込みなのか、自分では判断出来ない。

だから、ある程度の歪みは、人生に彩りを与えると肯定的に捉えるしかない。

で、古の武術では、この人の歪みを利用する。

思考重視の現代人は、 誰しも心と身体に大きなズレが生じているので、その歪みに向かって崩す。

つまり、外見上の身体は殻のようなもので、少し歪んだズレた状態にある真の身体同士で崩しを掛ければ良い。