古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年01月14日 (月) | 編集 |

人を率いるリーダーシップや動機付けは、「自己実現への欲求を刺激すれば良い」「人をキチンと評価すれば満足度を高められる」など、誠しやかに職場で研修を受けてきた。何年経ってもこのセオリーは変わらない。

現実には上手くいかない事を経験上知っているが、それは指導者側に問題があると片付けられる。

物事を制御するマシーンのようなこの考え方は、「ああすれば、必ずこうなる」と言うゲームや仮想現実のプログラミングの世界ではなく、現実の世界。蔓延するマニュアルがそれを物語る。

で、古の武術だけは、これが成立しない、「ああしても、必ずしもこうならない」から、敬遠される人が多い。

一応、術のやり方は事細かに理解出来るものの、それを頭で考えるとフリーズする。身体に任せれば良いが、ある程度こなれた身体でないと難しい。

身体がこなれるためには、練習法を工夫しなければならない。例えば、自由に身動きが出来ないほど不自然な条件下の型稽古は、身体を覚醒させる意味がある。この辺りを理解していないと、重要な型稽古がただの反復運動で終わってしまう。