古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年07月11日 (木) | 編集 |

毎日が、同じ時の流れの上で淡々と過ごしている。そう思っている自分がふと気が付いたことは、時の流れが一定のリズムのように刻まれていると思い込んでいること。

人は、外界からの様々な刺激に、日々さらされている。いちいち反応していては身が持たない。とりわけ、頭はそう考えている。つまり、脳は、時のリズムを乱さないように、外界の刺激のほんの一部を取り上げて、1日の記憶としてキチンと整理している。

それが日々積み重ねた記憶として残るが、実際には無意識下での刺激は無限大にある。その無意識下の刺激にちょっと目を向ければ、全く違った世界が見えてくる。

で、古の武術も、意識化で動くことの非合理性から、無意識下で感じていることに注目。すると、感情や感覚の変化が、身体のどの部分にどういう刺激を与えているのか、少し分かってくる。

この刺激こそが、古には当然のように存在した「気」という概念ではないかと考えている。

細胞一つひとつが受け取る刺激は、太古に遡り、命の源泉のような、海のような深淵な世界を広げる。

動画は、眠りの重みで浪の下に耐える。無意識と意識の中間に位置するような眠り始めの状態にすると、身体に重みが掛かる感覚がある。