古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年05月23日 (木) | 編集 |

何となく気配を感じる、何かに見られているとか、意識的な視覚では見えないが、感じる事がある。

これは、相手が人である必要はなく、自然の生き物の場合もある。例えば、虫がこちらを警戒しながら水を飲んでいるとか、花の蜜を吸っているとか、そんな光景。

これは、自然と同化する感覚を醸成させると、冴えると思うが、一般的には動体視力で説明される。

でも、動体視力を使っても、追えないとか、僅かな動きが感知できないなど、自ずと限界にぶち当たる。

思うに、意識で動きを感知するよりも、無意識領域で動きを感知した方が合理的。

では、意識で感知出来ないものを、どうやって見るのか?

唯識のような静観さや、「飇拳」という甲野さんの手の内を作る事などが有効。とりわけ、「飇拳」の中指の第2関節がレーダーのような役目を果たす。

下の動画は、もう一つの視覚を使った止められない突き。意識で判別出来ないほどに、微妙に上下左右に身体を震わせている。すると、それを感じる相手の無意識領域の視覚が過剰に反応し、フリーズ状態となる。その隙を狙って突く。

で、これを防ぐには、「飇拳」を使う他ない。

※もう一つの視覚とは、無意識に物を掴んだりする働きを司っている見ることに特化しない無意識領域の視覚の働き。反対に、物を認識する視覚は、意識領域の脳のはたらき。