古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年05月03日 (金) | 編集 |


今から二千年も前に当時のローマ皇帝によって書かれた「自省録」がテレビ番組「100分で名著」で紹介された。


これ程の聖人君主がいた事に驚くとともに、苦難の時代に生き抜いたはるか昔に書き留めた知恵が、その後のどの時代でも通用するから、古典として残っている。


富や名声よりも中身を磨くこと、内側にこそ価値があってそれを高めていく事が幸福につながる。そして、死も自然の万物の変化の一つであり、恐れることなく、今この時を誠実に生きること。


で、古の武術も、外面の動きに囚われるから動揺するのであって、内面こそに価値があって、そこをいかに高めるか。


例えば、型稽古の妙に窮屈な、現実逃避のような動きは、内面の動きを育てるものと理解すれば、上達も早いと思う。