古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年02月24日 (日) | 編集 |

昨今の猫ブームにさらに拍車が掛かっているようで、動物関係のテレビ番組が物凄く多い。少なくとも本人にはギャラを払わなくて済み、高い視聴率が獲得出来る。

で、動物で避けて通れないのは、人よりも短命な事。ペットロスは人側の問題だが、動物自身は死をどう考えているのか。

例えば、忠犬ハチ公では、主人の死を受け入れない。ひょっとして、死をクールに見つめるのは人だけかも。

つまり、死を絶望的に考えるのは、大脳が異常に発達し過ぎた人の脳が、己の脳の衰退を避けるための悪足掻きかも。

人は生と死を絶対的に区別するから、ストレスや葛藤が生じる。動物が死をキチンと理解できないように、人も曖昧に考えることが自然に近いかも。

自然への同化を提唱した天才数学者岡清や、芸術家の岡本太郎などは、生と死の関係を曖昧にしたような表現が多い。いろいろ調べていくと、世の知識人には結構多い。

死によって形こそ喪うが、生前の生き様や思考が、時空を越えて世に蘇るその様は、まるで生きているように頭に蘇る。過去の人に戒めや忠告を受けるだろうなあと思うことは、誰もがあるでしょう。

だから、自分達の先祖の生き様に、もっと敬意を表すべき。お盆に先祖を迎い入れる風習は、日本の風土に根ざした、当に自然な行為。

で、現代武道も、現代的な動きの解釈に盲信する事なく、もっと視野を広げて、古の偉人が培ったノウハウを発掘する方が、科学的データの分析よりも、大きな効果が期待できると思う。

甲野さんの武術を研究する中で、古の達人の動きが、徐々ではあるが解明されつつある。

下の動画は、ただただ前に進めば、前に立ちはだかる相手に止められ無い「直入身」。相手との境界を自ら作ってしまうからストレスとなり止められてしまう。空気が彷徨うように、境界を曖昧にしてスーッと進むだけ。