古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年02月21日 (木) | 編集 |


以前勤めていた勤務先は、日比谷公園内にある骨董級の建物の一角。外観は、オバケ屋敷のようにいつも雲が掛かったイメージだが、中は空調やエレベーター、スロープを新設するなど、快適に過ごすことが出来る。


これは、最新のパワースーツを着れば、誰もが無理なく動ける事と似ている。この環境に慣れてしまうと、中身は古い構造体であることを忘れてしまう。


ちょうど、古の武術のように、現代人は西洋的な動きで快適に過ごせるため、実際の中身である、日本の風土に適した生身の和人であることを忘れてしまっている。


だから、中身の仕組みをもう誰も見る事が出来ない。古に実在した脱力、呼吸力を誰も再現できないから信用されない。


従来から合気で使っていた呼吸法は、効きが優しかったが、最近の犬呼吸による脱力の醸成や、呼吸力による大きなパワーの出し方が、チョットひっくり返るほど素晴らしいもの。


ただ真似をしても出来ず、それなりの身体がこなれていないと感覚が掴めないから、まだまだ大きな効果が期待できる。


下の動画は、犬呼吸をする事で、身体に隅々まで割れを作って手叩きゲームをしたもの。犬呼吸とは、犬が匂いを嗅ぎ分けるような息の仕方で、不思議に身体の感覚が研ぎ澄まされる。