古武術研究家 甲野さんの術をお手本に武術の動きを研究しています。稽古会開催中。
2019年01月24日 (木) | 編集 |

仕事をしていると、化かし合いの妙技のような場面がいくつかあって、騙された、誤魔化したなど、その場しのぎで収束を図る。

これがこじれてくると、厄介な怒りの感情が前面に出て、恨み節がいつまでも脳裏をかすめる。相手が徳をした分、自分は損をしていれば尚更。

複雑な社会で成功した人はごく僅か、その分多くの人に損を与えている。この辺りの自覚が成功者にないから、社会の混迷はますます深くなる。

社会は絶対に許せないと思う人で溢れかえっているから、不満が溜まり、社会崩壊へと向かう。これが、世界的なベストセラー「ホモデウス」や、天才数学者岡潔の情緒にも通じる私的な解釈。怒りの感情は誰も止められない。

で、古の武術では、「楽遊」のように微笑みの感情を駆使して柔らかく相手を崩すものや、怒りの感情で素早く大きな力を出すものなど、場に応じて使い分ける。

この場合の怒りの感情は、恨み節のような感情では返って身体の居着きが増すので、弱肉強食の動物社会で言う天敵に対する圧倒的な強さと止められない制圧の感情のこと。