古武術研究家 甲野さんの術を研究しています。稽古会開催中。
2018年04月08日 (日) | 編集 |

全ての動物は呼吸をする。植物も然りだが、昼間は光合成をしている。その他、微生物に至っては、特定な物質を取り込むことで化学反応を起こす。

いずれもどんな形であれ、生命力の源となる。

そして、呼吸が深くなるほど、化学反応が促進され、多くのエネルギーが醸成される。

武術も呼吸の深さを重んじるものもあるが、エネルギー量でそれほどの大きな力の差が出るとは思えない。

呼吸法はとても神秘的に描かれているが、そんな取っつきにくい呼吸法でも、とても単純化したモデルを紹介すると…。

呼吸により脊柱辺りも含めて四方八方を膨らます。それに伴い上腕の力を引き出す。

一方で、指先からの力を第一関節から引き出す。

この両者の力によって、指先力よりも、上腕方向の力を大きくして方向違いに力を掛ければ、適度な脱力が進み、威力が出る。

さらに力の多重構造に工夫を加えれば、複雑かつ威力が増す。

とくに難しい動きでは無く、呼吸によって膨らむ胸郭に連動するように上腕を動かすだけ。

敷居が高そうな呼吸法も、先づはこんな単純モデルから行えば、案外上達が早いかも。