古武術研究家 甲野さんの術を研究しています。稽古会も開催中。
2017年06月27日 (火) | 編集 |

「9秒の壁」はなかなか破られない。100メートル走の話である。人が地球上で一番進化した動物と考えられているようだが、ならば…。

運動能力は進化の途中か、退化しているらしい。例えば、人の手は、チンパンジーの手より、未発達で原始的とか。確かにあんなに上手く木登りはできない。

運動機能の分、神経系統を大きく発達させた人。だから、その動きを掌握するには、神経系統を狙った方が合理的。

端的に言えば脳を掌握すれば良いと思うが、実は神経系統が集中する箇所はもうひとつある。第二の脳と呼ばれる腸である。

だから、脳と小腸に広がるニューロンを捉えるつもりで、相手の力を制する。自分の場合は、しっぽ跡の付け根から腸にかけた深淵部に中心芯があるような感じ。

最新術理の芯の先を狙うには、このような感覚で自分の芯で相手の芯を狙うと、不思議に抵抗されず、スポーツのディフェンスでは簡単に抜かれてしまう。

とんでもなく不思議な術。先日の本稽古会でも受けの方は、気持ち悪いような、奇妙な感覚に浸されるとか。






2017年06月26日 (月) | 編集 |

昨日の朝7時頃、何やら家具が揺れているような音がする。おかしいと思った矢先に全体が揺れた。地元名古屋は震度3、数秒前に起きる余震から直ぐに揺れに気が付いた。

甲野さんの武術を習っている者なら、ここで三脈を取る事がお決まりの習わし。これは、自分に向かって災いが迫っているのか予測する術。

何やら、怪しげに思われそうだが、腕と首の三脈に乱れがないか測定するもの。首左右の頸動脈と右手首の脈が同時に打っていれば問題なし。第六感を失ってしまった人が、それに替わるものとして身体の微妙な異常を感知する唯一のツールとか。

乱れはないのでOKだが、第六感に敏感と言われる猫はどうなのか?

揺れには驚いたようだが、地震の1時間前に、甘え上手ないつもの猫が、サッサとどこかへ行ってしまった。一見、何かに取り憑かれているような行動は、確かに珍しい。

猫の事情は本人にしか分からない。犬化してきたとも言われる猫は、敏感さも個体差があろう。

他に原因があるかもしれないが、確かにその動き、眼差しは、いつもとは違い、落ち着きのない行動であった。




2017年06月25日 (日) | 編集 |

「自然の大切さを訴える」、この事についてぶれる事はないが、世間の大半はやむなしと思っていると思う。

地元名古屋の隣街に、ジブリパークの構想が上がった。地元の行政は、自然を大事にするよりも、集客力の方が優先順位は高いと思う。自然を最も重視するジブリの方針と利害が一致したのでしょうか。

ぶれない人ジブリの勝利がここにあったとみる。ぶれないとは、かくも重要な事。

メンタルな面においても、軸を作るとか何とか、ぶれないためのノウハウは世に溢れている。武道でも、丹田とか言われる。

甲野さんの武術を研究していると、もう術理はぶれてばかりで、全く安定しない。術から生み出されるパワーは着実に上がっているのだが、方法論があちこちに飛ぶ。

ぶれない、動じない体を作るのも、軸で固定していてはダメ。軸は数本あって、それを上下に微動させるのが術。

これで衝突の力を緩和させるのか、捻らない身体となる。結果として、ぶれないように外からは見える。




2017年06月24日 (土) | 編集 |
日中は職場の建物から出ることがなく、気が付かなかったが、昼間の外はすこぶる暑い。ちょっと外に出ようものなら、アスファルトの路面の照り返しが尋常ではない。

そんな中で、唯一のオアシスは、道路脇に立ち並ぶ植栽。どれも結構大木で、その下が涼しい。まあ、公の手入れが疎んじられていて、知らないうちにかなり大きくなってしまったと言うのが本当の所かもしれないが、結構な恩恵である。

ただ、葉っぱが落ちるだの、虫が付くなどの苦情で、切り倒されるものも多いらしい。残念である。根元にゴミが溜まっていないところをみると、誰かが掃除しているのでしょう。

こんな綺麗好きな人を見習って、近所で側溝に溜まったゴミを少々持ち帰るようになった。自然にアンマッチなのだろうか、ビニール系のゴミが気になって仕方がない。

この気になる気持ちが、時に呪縛のように後ろ髪を引かれるような強い気持ちになるのは、どうしてか?
それは、先を案じる頭と、現実に動く身体とのギャップ、つまり心が身体を置いて先を向いていることが原因のひとつ。

この心と体の解離を解くには、頭に身体の存在をきちんと認識させることが重要。頭頂部を軽く叩いて、力を背中に通すことで、頭と体を繋げてみる。少しは楽になるはず。




2017年06月23日 (金) | 編集 |

「何を考えているのか分からない」と言われたり、人の話に上手く乗れないなど、こんな悩みは尽きない。とくに疲れていると、無表情で相手への印象を悪くする。

例え喜怒哀楽が薄くても、表情を豊かにするだけで、好印象となる。やはり、良い笑顔が一番でしょう。

笑顔を作る手法は世に溢れているが、ここでは、甲野武術の内観を活かす。

この術は、特定の箇所を動かす場合、そこに直接命令するとワザとらしさが残るので、自然に気配なく動かすために、別の箇所を動かし連動させるもの。

例えば、笑顔の場合には、顔だけで作っても、身体が笑みの状況になっていないと、ワザとらしさが残る。

やり方は、胸あたりの動きを引き出すだけ。身体の構造上、影響を受けやすい頬の筋肉を連動させる。